上海のオフショア開発の魅力とは?費用相場や開発会社の選び方も紹介

公開: 2025年03月03日

中国は世界第2位の経済大国として急速にIT産業を成長させ、グローバル企業の開発拠点としても注目を集めています。中でも上海は中国最大級の経済都市であり、金融・製造・ITなど多様な産業が集積。近年はDX(デジタルトランスフォーメーション)推進やハイテク分野の強化によって、オフショア開発の拠点としても有力な選択肢になりつつあります。

本記事では、上海のオフショア開発におけるメリット・デメリット、費用相場や成功のポイントを解説しながら、具体的な開発会社の選定方法を紹介します。最後には他の中国都市やベトナムなどとの比較にも触れますので、ぜひ最後までご覧ください。

上海でのオフショア開発が注目される背景と市場動向

中国政府のIT政策と上海の役割

中国政府は「中国製造2025」や「インターネット+(プラス)構想」などの政策を通じて、製造業の高度化やIT産業の育成を積極的に進めています。特に上海は金融・商業の中心地であるだけでなく、張江ハイテクパークをはじめとする大規模なテック関連の産業集積地を有する都市です。

引用:JETRO「中国」情報

ITスタートアップへの投資や大学の研究機関との連携も活発で、人工知能(AI)やクラウド、IoTなど先端技術の開発拠点として注目度が高まっています。

中国内の他都市(深セン・大連・北京)との比較

中国では、オフショア開発先として深セン大連北京なども人気があります。

  • 深セン: “中国のシリコンバレー”とも呼ばれ、ハードウェア系スタートアップが集積。英語対応も増加傾向。
  • 大連: 日本語学習者が多く、日系企業の進出実績が豊富。コスト面でも比較的安価な傾向。
  • 北京: 政治・文化の中心であり、ハイレベルな人材が集まる一方、生活コストや人件費は高め。

上海は都市機能が整備され、海外企業の進出数や外資系企業の実績が群を抜いていますが、人件費が相対的に高いという課題もあります。

上海人エンジニアの特徴と教育水準

上海のエンジニアは大学や専門学校でプログラミングやコンピュータサイエンスをしっかりと学んだ人材が多く、特に英語力の高い層が多い点が特徴です。さらに、世界的企業や外資系IT企業での勤務経験を持つエンジニアも多いため、国際的なプロジェクトマネジメントや最新技術の習得に長けています。

一方で、日本語を話せるエンジニアは大連などと比べると少ない傾向があり、英語ベースでのコミュニケーションが中心になることが多いです。

上海のオフショア開発のメリット

高度な技術力と豊富なエンジニアリソース

上海には国内外から優秀なIT人材が集まり、AI、IoT、ビッグデータなど先端技術を扱えるエンジニアが多く存在します。システム開発だけでなく、研究開発(R&D)に近い領域にも対応できる企業が多い点が大きなメリットです。

国際都市としての利便性

上海は日本から飛行機で約3時間程度とアクセスが良く、直行便も豊富です。外資系企業の進出が進んでいることで、英語を公用語のように使うケースも少なくありません。ビジネスビザの発行や宿泊施設の整備など、国際ビジネス都市としてのインフラが充実しているため、出張や現地調整がスムーズに行えます。

豊富な開発実績と多様な業界対応

上海には金融機関や製造業、ECやスタートアップなど多様な業界が集積しています。そのため業種特化型の開発経験を持つ企業が多く、プロジェクト内容に応じた最適なパートナーを見つけやすいのが特徴です。複雑な基幹システムや大規模ECサイトの構築などにも対応可能で、実績豊富な企業を選定することでリスクを大幅に減らせます。

先端テクノロジーとの連携可能性

上海はAIやIoT、ビッグデータ解析、ブロックチェーンといった先端分野の研究・開発が盛んな地域でもあります。例えば、スマートシティ構想やEV関連の取り組みなどが進む中で、将来的にビジネスを拡大したい企業にとっては、先進プロジェクトへ参画する機会が多いことも大きな魅力です。

上海を最有力候補として検討しにくい2つの理由

人件費の上昇と生活コストの高さ

上海は世界有数の大都市であり、中国国内でも生活コストが最も高い都市の一つです。そのためエンジニアの給与水準も急速に上昇しており、地方都市(大連、青島、成都など)と比較するとコスト負担が大きくなりやすい傾向があります。

言語・文化面でのギャップ

英語が通じる場面は多いものの、日本語でコミュニケーションできるエンジニアはそこまで多くありません。また、ビジネスマナーや開発プロセスにおける考え方など、中国と日本では細かな違いがあります。上海は国際都市ゆえに柔軟な企業が多い一方、文化的ギャップを埋めるためのマネジメントやコミュニケーションコストが発生する場合もあります。

最も選ばれている国は?

現在はベトナムに注目が高まっています。 理由としては新日国であり、日本語が話せる若者が多く、エンジニアも豊富なため多くの日本企業がベトナムのオフショア開発を利用しています。 日本だけでなくヨーロッパでも多く活用されています。

参考:ベトナムIT企業のオフショア開発はなぜおすすめ?開発会社を一覧で紹介

上海のオフショア開発にかかるコスト・人件費の相場

※以下の金額はあくまで目安であり、実際にはエンジニアのスキルや経験、為替レートによって変動します。

エンジニア職種別(プログラマ・デザイナー・PM)の単価目安

職種月額単価目安(日本円)スキルレベル例
プログラマ約12万円~約28万円JavaやPython、AI領域など
デザイナー約9万円~約20万円UI/UX、モバイルアプリデザイン
PM / ブリッジSE約15万円~約30万円英語・中国語でのコミュニケーション対応

他の主要都市・国とのコスト比較

  • 大連・深セン(中国内): 大連は日本語対応がしやすいが、深センはハードウェアやスタートアップに強み。給与水準は上海に近い、または若干安い場合も。
  • ベトナム: 人件費は中国より安価。ただし、英語力・日本語力は企業により差が大きい。
  • インド: 世界最大級のITエンジニア数を誇るが、人件費は職種・都市によって幅が大きく、コミュニケーション面の課題が残る場合あり。

コミュニケーション・マネジメント費用を考慮する

  • ブリッジSEまたは多言語コーディネーターの配置
  • 現地出張費(渡航費、宿泊費、ビザ取得費)
  • 翻訳・ドキュメント整備コスト
  • 進捗管理ツールの導入・運用費

こうしたコミュニケーションコストを含めて、トータルでの費用対効果を検討する必要があります。

上海のオフショア開発を成功させるポイント

ブリッジSE・PM体制の確立

中国語・英語・日本語の3言語に対応できるブリッジSEやPMがいると、要件定義や仕様確認がスムーズに進みます。特に英語が共通言語となる場合、専門用語や技術的な議論が正確に伝わるよう通訳・翻訳を行える体制を整備しておきましょう。

オンラインツールによる進捗管理

  • DingTalk / WeChat Work: 中国企業がよく利用するビジネスチャットツール
  • Jira / Redmine: タスク管理・バグトラッキングに強み
  • Microsoft Teams / Zoom: オンライン会議や画面共有

上海と日本の時差は1時間ほどと小さいため、リアルタイムでの進捗共有が比較的容易です。ただし、ファイアウォールの影響で一部の海外ツールが使用制限される場合があるため、事前に利用可能なツールを確認しておくことが重要です。

日本語→英語/中国語の仕様書作成・レビュー

日本語のドキュメントしかないと、エンジニア側が誤解するリスクが高まります。英語または中国語で仕様書を準備するか、翻訳を活用してレビューサイクルを設けることでミスを防げます。専門用語や業界特有の表現は、予めグロッサリー(用語集)を共有しておくとよいでしょう。

定期訪問・現地面談で関係強化

上海は日本からのアクセスが良いので、定期的に現地を訪問して直接面談することで、信頼関係を高められます。特に長期プロジェクトや大規模開発では、フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションが認識ズレの早期発見に役立ちます。

上海 vs. 他のオフショア拠点:開発比較

比較項目上海大連・深セン(中国)ベトナム
人件費都市部は中国内でも高め大連は比較的安い、深センは同等かやや高東南アジアでも安価だが上昇中
エンジニア層先端技術に強い人材が豊富大連は日本語対応に強み、深センはスタートアップ活発若年人口多くIT人材が豊富
政治・経済情勢外資誘致が進み安定性高いが物価上昇地域によって格差あり外資誘致が盛んで安定化傾向
強み国際都市、英語堪能、ハイレベル技術日本語学習者が比較的多い、大連/深センそれぞれ特化分野あり日本語対応エンジニアが増加傾向
弱みコスト高・日本語対応がやや少ない都市によりインフラ差がある都市部の人材確保競争激化

上海は国際的なビジネスインフラが整っており、ハイレベルなプロジェクトを安定的に推進できる強みがあります。一方で、人件費や生活コストの高さがネックになるケースもあるため、要件や予算と照らし合わせて最適な都市を選択することが大切です。

参考:ベトナムのIT人材はなぜ注目されている?IT事情や国策などを紹介

上海で実績のあるオフショア開発企業を3社紹介

ISoftStone(アイソフトストーン)

ISoftStone(アイソフトストーン)とは

ISoftStone(アイソフトストーン)は、2001年に中国・北京で設立され、現在ではアジア・北米・欧州を中心に世界各地で事業を展開するITソリューション企業です。AI、IoT、クラウドインフラ、ビッグデータ分析をはじめとした最先端技術の活用に強みを持ち、幅広い業種・業界のシステム開発実績を積み重ねてきました。
オフショア開発拠点として力を入れるフィリピンのチームでは、英語に強い優秀なエンジニアが多数在籍し、リーズナブルなコストと高いクオリティの両立を実現。さらに、日本語対応可能なブリッジSEやプロジェクトマネージャーが要件定義から納品まで、コミュニケーションをしっかりとサポートし、品質面の不安を解消しています。

対応範囲

  • 業務システム開発
    (基幹システム、ERP、CRM、SCM、ワークフローなど)
  • Webサービス / モバイルアプリ開発
    (iOS / Android / PWA など)
  • AI / データ解析
    (機械学習モデル構築、画像認識、自然言語処理、データマイニング)
  • クラウドインフラ構築
    (AWS、Azure、Google Cloudなどの設計・構築・運用)
  • IoTソリューション
    (スマートファクトリー、センサー連携、リアルタイム監視など)
  • システム保守・運用
    (24時間監視、オンサイト保守、運用設計、セキュリティ対策)

対応言語

  • Java、PHP、.NET (C#)、Python、Ruby、Node.js、Go、Kotlin、Swift、Objective-C など
  • フロントエンド技術として React、Vue、Angular などにも対応

開発形態

  • ラボ型開発
    長期にわたるプロジェクトに専属チームを組成し、要件変化に合わせて柔軟にスケールアップが可能
  • 受託開発
    要件定義から納品までを一括請負し、明確なスケジュール管理のもとで進行
  • アジャイル / ウォーターフォール
    プロジェクトの性質やクライアントの要望に応じて最適な開発手法を選択
  • ハイブリッド開発
    日本側PMチーム+フィリピン拠点エンジニアなど、複数国のエンジニアを組み合わせた体制で効率化と高品質を両立

実績紹介①:大手製造業向けIoTプラットフォーム構築

  • 使用技術:AWS IoT Core、Node.js、Python、MongoDB
  • 概要:北京本社のIoTソリューションノウハウとフィリピン開発拠点のコスト競争力を組み合わせ、工場内のセンサーから収集されるデータを分析するIoTプラットフォームを構築。リアルタイムの生産管理や設備故障検知を可能にし、生産性と稼働率を大幅に向上。
  • ポイント:製造業特有の多岐にわたる要件を日本語ブリッジSEが正確に吸い上げ、短納期でも高品質を確保。追加機能の要望にもアジャイル的に対応できる体制を整備。

実績紹介②:オンライン学習プラットフォーム開発

  • プロジェクト期間:約1年
  • 使用技術:PHP(Laravel)、React
  • 概要:教育系企業の新規事業としてオンライン学習サービスを構築。急増するオンライン授業需要に対応し、受講管理・決済機能・ライブ配信などを短期間で実装。
  • ポイント:アジャイル開発体制を導入し、リリース後もユーザーフィードバックを迅速に反映する継続的な開発・保守を実施。フィリピンチームのスピード感と日本側ブリッジSEによるサポートの両立で、コストを抑えながら高機能なプラットフォームを実現。

料金プラン

ISoftStoneでは、プロジェクトの規模・期間・技術要件に応じて柔軟な見積りを行っています。

  • ラボ型開発:月額制でのチーム運営が可能で、案件の進捗や新機能追加などに合わせてスケールを調整
  • 受託開発:要件定義完了後に一括見積りを提示し、納期とコストを明確化
    詳細は要望や仕様、開発体制によって変わるため、お気軽にお問い合わせください。

企業情報

項目詳細
URLhttps://www.isoftstone.com/
開発拠点フィリピン(マニラ他)、日本(東京・大阪)、中国(北京・上海・深圳など)、北米・欧州にも展開
設立年2001年
従業員数グループ全体で約20,000名(2023年時点)

フィリピン拠点の活用により、コストメリットと英語力を兼ね備えた開発体制を整えているISoftStone。大規模プロジェクトや最先端技術を活用したソリューションを検討される企業には、グローバルなネットワークと豊富な実績を活かした高品質なオフショア開発パートナーとしておすすめです。


ISoftStone公式サイト

Neusoft(東軟集団)

Neusoft(東軟集団)とは

Neusoft(東軟集団)は、中国・上海をはじめとする国内主要都市、および北米・欧州・アジア地域にグローバル展開するITソリューション企業です。AI、クラウド、IoTなど最先端の技術領域に強みを持ち、数多くのシステム開発案件を手掛けてきた実績があります。上海拠点では、優秀なエンジニアを多数採用しており、高いコストパフォーマンスと品質を両立。日本語対応のブリッジSEやプロジェクトマネージャーが初期の要件定義から仕様調整、納品後のサポートまできめ細かく対応し、円滑なコミュニケーションをサポートします。

対応範囲

  • 業務システム開発(基幹システム、ERP、CRM、SCMなど)
  • Webサービス / モバイルアプリ開発(iOS / Android / PWAなど)
  • AI / データ解析(機械学習モデルの構築、画像・音声認識、自然言語処理)
  • クラウドインフラ構築(AWS、Azure、Google Cloudなど)
  • IoTソリューション(製造業向けスマートファクトリー、物流・ヘルスケア向けセンサー連携など)
  • システム保守・運用(24時間監視、オンサイト保守、運用設計)

対応言語

Java、PHP、.NET (C#)、Python、Ruby、Node.js、Go、Kotlin、Swift、Objective-C など
フロントエンドは React / Vue / Angular などに対応

開発形態

  • ラボ型開発:長期案件向けに専属チームを編成し、スケールアップや技術アサインを柔軟に調整
  • 受託開発:要件定義から納品まで一括で請け負うモデルにも対応
  • アジャイル / ウォーターフォール:開発対象や納期に応じて最適な手法を提案
  • ハイブリッド開発:日本側PMチーム+上海拠点エンジニアの混成チームによる開発体制

実績紹介① 大手通信事業者向けクラウド基盤リニューアル

  • 使用技術:Azure、.NET、Python、SQL Server
  • 上海拠点のインフラチームとアプリケーション開発チームが連携し、オンプレミスからクラウドへの移行プロジェクトを担当。ミッションクリティカルなシステムの安定稼働を確保しつつ、将来的なスケーラビリティとコスト最適化を実現。
  • ポイント:国際プロジェクトならではの要件調整をブリッジSEが主導し、品質管理の標準化と短納期対応を両立。リリース後の保守運用まで包括的にサポート。

実績紹介② オンライン医療予約プラットフォーム構築

  • プロジェクト期間:約10ヶ月/開発言語:Java(Spring)、React
  • 国内外の病院や医療機関の予約管理を一元化するプラットフォームを開発。患者のオンライン予約や診療履歴の管理機能、チャットボット連携などを短期間で実装。
  • リリース後もアジャイル開発を継続し、ユーザーフィードバックを反映しながら順次機能を拡張。医療系システム特有のセキュリティ要件にも対応し、高い信頼性を確保。

料金プラン

Neusoftではプロジェクト規模、期間、使用技術、チーム編成などに応じて柔軟な料金プランを提示しています。ラボ型開発の場合は月額制を基本としてエンジニアのスキルや稼働状況に合わせた調整が可能です。受託開発では、要件定義後に全体スケジュールを踏まえた一括見積りを実施。詳細はプロジェクト要件や技術スタック、運用体制によって変動しますので、お気軽にお問い合わせください。

企業情報

項目詳細
URLhttps://www.neusoft.com/jp/
開発拠点中国(上海・瀋陽・大連・北京など)、日本、北米、欧州、その他アジア地域に展開
設立年1991年
従業員数グループ全体で約20,000名以上(2023年時点)

上海のオフショア開発拠点として、コスト最適化と高品質を同時に実現するエンジニアチームを擁するNeusoft。大規模なシステム構築から先端技術を活用したR&Dプロジェクトまで対応可能で、日本語でのコミュニケーションにも対応します。グローバルなネットワークと豊富な技術的知見を活かし、安心かつスピーディーなオフショア開発を提供してくれるでしょう。

Neusoft公式サイト

Beyondsoft(ビヨンドソフト)

Beyondsoft(ビヨンドソフト)とは

Beyondsoft(ビヨンドソフト)は、1995年に設立され、中国・上海をはじめ北京・深圳・大連などを拠点に、グローバルに事業を展開するITソリューション企業です。AIやIoT、ビッグデータ分析、クラウド基盤など最先端技術領域で幅広い実績を有しており、欧米やアジア地域にも開発・サービス拠点を構築。日本企業向けには、日本語対応のブリッジSEや現地PMがプロジェクトの初期段階から参画し、要件定義や仕様調整を丁寧にサポートします。これにより、高品質かつスピーディーなオフショア開発を実現し、コミュニケーションの不安を最小限に抑えています。

対応範囲

  • 業務システム開発
    (基幹システム、ERP、CRM、SCM、ワークフローシステムなど)
  • Webサービス / モバイルアプリ開発
    (iOS / Android / PWAなど)
  • AI / データ解析
    (機械学習モデル構築、画像認識、自然言語処理、ビッグデータ分析)
  • クラウドインフラ構築
    (AWS、Azure、Google Cloudなど)
  • IoTソリューション
    (産業用センサー連携、スマートファクトリー、リアルタイムモニタリング)
  • システム保守・運用
    (24時間監視、オンサイト保守、運用設計、セキュリティ強化)

対応言語

  • Java、PHP、.NET (C#)、Python、Ruby、Node.js、Go、Kotlin、Swift、Objective-C など
  • フロントエンド技術としては React、Vue、Angular などにも対応

開発形態

  • ラボ型開発
    長期的なプロジェクトに専属チームを組成し、必要に応じて柔軟にスケールを調整
  • 受託開発
    要件定義から納品までを一括請負し、明確なスケジュール管理のもとで進行
  • アジャイル / ウォーターフォール
    プロジェクトの性質や要件に合わせ、最適な開発プロセスを選択
  • ハイブリッド開発
    日本側PMチームと上海(および他海外拠点)のエンジニアが連携し、効率的かつ高品質な開発を実現

実績紹介①:大手流通業向けビッグデータ分析基盤の構築

  • 使用技術:Hadoop、Spark、Python、Tableau
  • 概要:Beyondsoftのビッグデータ分析チームが中心となり、大手流通企業の販売データや顧客属性データをリアルタイムで収集・分析するプラットフォームを構築。売上予測、在庫管理の最適化、顧客ターゲットのセグメンテーションなど、多角的なデータ活用をサポート。
  • ポイント:多言語のデータソースや複数拠点からのアクセス要件に対応しながら、セキュリティと拡張性を両立。専門的な分析モデルの実装においても、日本側クライアントと綿密にコミュニケーションを取りつつスムーズに進行。

実績紹介②:EC向けモバイルアプリ開発

  • プロジェクト期間:約8ヶ月
  • 開発言語:Kotlin(Android)、Swift(iOS)
  • 概要:Beyondsoft上海のモバイル開発チームが中心となり、日本のEC事業者向けに新規スマホアプリを開発。マルチテナント対応のバックエンドと連携し、ユーザーの購買履歴やレコメンド機能、オンライン決済、ポイント管理を実装。
  • ポイント:UI/UX設計の段階から日本の市場特性を重視し、スムーズな操作性とデザインを追求。アジャイル手法を用いてフィードバックを迅速に反映し、予定よりも早期にリリースを実現。

料金プラン

Beyondsoftでは、プロジェクトの規模・期間・難易度に応じて柔軟な料金体系を用意しています。

  • ラボ型開発:月額制によるチーム契約が可能で、エンジニアのスキルセットや稼働率に合わせて規模を調整
  • 受託開発:要件定義後に一括見積りを行い、開発期間とコストを明確に提示
    詳細なお見積りはご要件やご希望の技術スタックによって変動するため、まずはお気軽にお問い合わせください。

企業情報

項目詳細
URLhttps://www.beyondsoft.com/
開発拠点中国(上海・北京・深圳・大連など)、日本(東京・大阪)、その他アジア・北米・欧州にも展開
設立年1995年
従業員数グループ全体で数千名規模(2023年時点)

上海を中心としたBeyondsoftのオフショアチームは、コスト最適化と高い技術力、そして言語・文化面のサポートを重視する日本企業にとって頼もしいパートナーとなるでしょう。グローバルネットワークと最先端技術力を活かし、幅広い分野で高品質な開発サービスを提供してくれます。

Beyondsoft公式サイト

上海(中国)オフショア開発のよくある質問

上海(中国)のオフショア開発は、高い技術力と国際都市ならではのコミュニケーション環境が魅力です。以下では、よくある質問を取り上げつつ、成功のポイントや注意点をわかりやすく解説します。

Q1. 英語が苦手ですが、大丈夫でしょうか?

英語力に不安がある場合でも、ブリッジSEを配置したり、日本語に堪能なコンサルタントと連携したりする方法があります。上海では英語が日常的に使われる企業も多く、通訳サービスを利用できる開発会社も少なくありません。要件定義や進捗管理を日本語でカバーしてくれる場合もあるので、相談してみましょう。

Q2. 他の中国都市やベトナムよりコストが高いと聞きますが?

上海は中国内でも生活コストや給与水準が高い都市です。その分、先端技術や国際ビジネスの経験豊富なエンジニアが集まりやすく、プロジェクトの品質・対応速度でメリットを享受できる可能性が高いです。最終的には、開発速度・品質・コミュニケーションのしやすさも含め、トータルコストパフォーマンスを検討することが大切です。

Q3. 大規模開発にも対応できますか?

はい。上海には大手IT企業やSIerが多数あり、大規模案件の豊富な経験を持つチームが存在します。特に金融・製造・EC分野では大規模開発に強い企業が多く、プロジェクト管理体制やクラウドインフラ活用なども整備されています。要件をしっかり共有すれば、大きなプロジェクトでもスムーズに進めやすい環境です。

Q4. 上海のエンジニアのスキルレベルはどの程度ですか?

上海のエンジニアは、海外留学経験者や外資系企業出身者が多く、英語力と技術力を兼ね備えた人材が豊富です。大学・研究機関との連携で最新技術を身につけている人も多く、AI、クラウド、IoTといった先端分野に強い傾向があります。高品質な成果を期待できる反面、都市部の人材確保競争が激しいため、コスト面には注意が必要です。

Q5. 中国現地での労務管理や法的リスクはどうすればいいですか?

中国の労働法やビジネス慣行は日本と異なる点が多いため、現地法務や会計の専門家を活用することが重要です。実績のあるオフショア開発企業や日系コンサルティングファームと提携することで、契約書の作成やコンプライアンス対応をしっかり行い、トラブルを最小限に抑えることができます。定期的に法律改正が行われる場合もあるので、常に最新情報をチェックしましょう。

まとめ|上海のオフショア開発で新たなビジネスチャンスをつかもう

上海は国際都市としての成熟度と先端技術領域の強みが際立つ、オフショア開発において非常に魅力的な拠点です。急速に伸びるIT市場と豊富な開発実績を背景に、大規模プロジェクトや最先端技術を伴う案件にも柔軟に対応できます。一方で、都市部ゆえの人件費上昇や文化・言語のギャップも考慮が必要です。

日本語対応やコスト重視なら、大連やベトナムといった他の地域・国も比較検討すると良いでしょう。どの地域を選ぶにしても、明確なプロジェクト計画と適切なマネジメント体制が成功の鍵となります。

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